リアルなお宅訪問
新たに担当者となってくれた営業さんから自分の担当した家を見てもらいたいという提案をいただいたので、2件ほどピックアップしてもらってお宅訪問させていただくことに。リアルなサイズの建物が見れるということで期待が膨らみますが、実際に住んでいるお宅にお邪魔することになるので少し緊張しながら向かいました。
1軒目 安定感のあるオーソドックスな家
1軒目は分譲地に建つお宅でした。
玄関で営業さんが準備してくれたスリッパをはいておじゃまします。
到着したのはお昼過ぎだったのですが、オーナーのかたも見学は初めてで緊張されていたようでかなり朝早く起きてそわそわされていたとのことでした。(ご協力いただいてありがとうございました)
公園に隣接した土地ということもあり、家全体がとても明るい印象です。間取りも水回りが集められていて回遊性もあり、オーナーさんも家事はしやすいとおっしゃっていました。リビングの脇に和室もあって、小さいお子さんのお世話やご両親が来られた際に活用されているとのこと。収納も各箇所に設けられていて整理整頓されていました。
1階リビングに2階にあがる階段があり、階段に大きな窓があることによって吹き抜けの解放感と採光を確保できているという点も教えてもらってなるほどという感じでした。
ずっと住み続けられるような安定感のあるお宅でした。
いろいろとお話も聞かせていただいて、”上位の住宅メーカーなのでやっぱり想定以上に価格は高くなるよ”、"担当営業さんはすごく親身になって一緒に家づくりしてくれたよ"といったコメントを聞くとネットで見る情報よりも説得力があります。
やはりリアルサイズで見ると実感もわいて、実際に建てるとこんな感じになるんだなというイメージが具体的になりました。
1時間ちょっとおじゃまして、お礼を伝えて1軒目は終了。続いて2軒目に向かいます。
2軒目 営業さんこだわりの家
2軒目は当初予定していたオーナーさんの都合が悪くなったということで、急遽担当営業さんとは別の社員さんのお宅を見せていただくことに。
玄関を入るとさっそく目の前にウッドタイルを使ったニッチがしつらえてあって、さすが社員さんのお宅という感じです。間取りは2階にお風呂と洗面を配置していて、スキップフロアもあったりとやや豪華仕様です。窓も断熱性が高く、鍵が目立たたないような仕様のものを入れていたり、アクセントクロスもいろんなところで使っていて細かいところも選び抜かれていました。
2階のお風呂と洗面(洗濯機)は生活していてとても使いやすいけど、1階の天井に点検口が必要になるそうで目立たないように気を付ける必要があるとのこと。あと、無垢床は見た目も肌触りもいい一方で小さいお子さんがいるとやはり傷付きやすいみたいで、割り切っているということでした。
さすが自社のことを知っている社員さんだなという素敵なお宅でした。
全体的にはやや豪華仕様でしたが、取り入れてみたい要素がいくつもあってとても参考になりました。
判断をせまられるものの・・・
2軒目を見せてもらったあと、住宅展示場に移動して今後について少し話をしながら競合(ヘーベルハウス)の状況について探りを入れられました。
それなりに具体的な話を進めていることを正直に伝え、少し危機感を感じている様子。
土地分譲の希望者が多かった場合は抽選になって建てることができないかもしれないという不安が拭えないことも伝えたものの、営業さんの力ではどうすることもできず、選んでもらえるように頑張ることしかできないという回答でした。
もし抽選で外れたとしても、そのあとにヘーベルハウスに戻って建てることもできるはずという話もされましたが、一回断った後に戻って信頼関係を築くのは難しいんじゃないかと思います。(自分が逆の立場だったら内心嫌です)
この時点で安心して任せられるのであれば、かなり傾いていたと思うのですが、先行き不透明感がぬぐえないため決め手に欠けるという感じです。
何か打開策を考えてもらえないかお願いしてこの日は帰りました。
ハウスメーカー選びで休日を使って疲れ気味ということもあり、もうそろそろ1社に絞らなくては…