家づくり日記

ハウスメーカー選び ヘーベルハウス#3

要望伝えすぎ?

住宅購入の諸費用を甘く見ていて先制パンチをくらったわが家ですが、ひるんでいる場合ではないので、ひらきなおって要望を伝えて間取りと見積もりをつくってもらうことにしました。

今までパートナーと話していた内容やお互いにピンタレストで収集していた画像、本や雑誌を見て得た知識や情報を持ち寄って要望書を作成しました。

ある程度まとめたつもりではあったのですが、結果的にはA4サイズ26枚ほどに。。。

記載した内容はこんな感じです。(内容に興味ない方は飛ばしてください…)

【外観】

 ・軒を出してほしい(夏は日差しを遮って、冬は部屋に差し込むぐらい)
 ・室外機、給湯器の置く場所を揃える(目立たない場所にする)
 ・玄関戸を道路正面から見えない位置にしたい
 ・ラインを意識した窓の位置(窓が散らばらないようにしたい)
 ・玄関付近に雨除けの屋根と壁を設けて自転車用置き場にしたい(庇と壁で囲うイメージ)

【玄関】

・2way玄関で収納を壁で隠したい
・たたき広め(=土間が欲しい。自転車1台、ベビーカー、三輪車が置けるぐらいの広さ。)
・たたきは汚れがつきにくい(目立たない)素材にしたい
・靴を40足くらい収納したい
・玄関入ってすぐにフロートタイプの靴箱を置きたい
・コート、レインコート等を一時的に掛けられる場所がほしい
・玄関ドアからも光を取り込んだり、地窓をつけて明るくしたい

【リビング、ダイニング】

・明るくて風通しのいいリビング、ダイニングにしたい
・リビングかダイニングの一角に書斎がほしい
・床板は大建工業のトリニティを入れたい
・インナーバルコニーがほしい
・レコード、スピーカーを置く場所を設けたい
・コンセントを固めて設置したい(6口コンセント 2つ)
・軒裏と天井の一部の素材を揃えて広く見せたい
・一部の壁をグレーのアクセントクロスにしたい

【キッチン】

・システムキッチンは壁付け(I型)で高さは900mm
・キッチン横にパントリーがほしい
・コンロまわりでフライパン、片手鍋をひっかけられる場所がほしい
・キッチンの対面に作業、収納用の棚(腰の高さの収納棚)がほしい
・コンセントを多めに配置したい(6口ぐらい)

【寝室】

・シングルがふたつ入ってベッド両サイドに歩けるくらいの広さがあれば十分
・羽毛布団と毛布が人数分(4人分)置ける収納スペースがほしい
・照明がベッドの上にこないようにしたい(横になったときに目に入らないようにしたい)
・間接照明またはベッドの両脇に小さい四角の照明を設置したい

【窓】

・なるべく断熱、気密性が高い窓
・全ての窓に軒または庇がかかっているようにしたい
・外から窓を介して部屋が丸見えにならないようにしたい
・リビングはカーテンを開けっぱなしにできるような配置にしたい
・1階の窓には電動シャッターをつけたい

【階段】

・ロングUターン階段にしたい(つまづきにくい階段)
・手すりはウッディタイプを白に塗装したい
・階段下に収納またはトイレを設けたい

【洗面所・脱衣所・風呂】

・家事同線(洗濯→干す→片付ける)を短くしたい
・洗面台の幅は1000mmほしい
・洗面台近くにタオルバーがほしい
・床は汚れがつきにくく、掃除しやすい素材にしたい
・洗面と脱衣室の間に扉を設けて分けたい
・室内物干し金物を設置したい
・畳む作業ができるスペースがほしい
・収納棚と洗濯物を一時的に干せるハンガーパイプを設置したい
・洗面所に複数コンセントを設置したい(6口ぐらい)
・風呂の鏡、棚は不要

【トイレ】

・1階、2階両方に設置したい
・音が気にならない位置に設置したい
・止水栓と電源は目立たないように配置してもらいたい
・床は汚れがつきにくく、掃除しやすい床材にしたい
・自然光が入る小さな窓がほしい(明るくしたい)
・階段下になるなら窓なくてもいい(その場合は薄暗く落ち着いた雰囲気にしたい)
・照明は間接照明にしたい
・一部にアクセントクロスを入れたい
・トイレットペーパー、掃除用具のストックを入れる棚がほしい
・必要最低限の広さがあれば十分
・扉の開閉は引き戸にしたい
・音が漏れないように気密性のあるドアにしたい

【その他】

・点検口はあまり通らない場所(踏まないような場所)に設置したい
・エアコンのコンセントは目立たないような場所に設置したい
・扉の建具はできる限り引き戸にしたい
・回遊性のある間取りにしたい

と、まぁこんな感じでイメージ写真とコメントなんかも入れるとA4サイズ26枚ほどに。。。

お願いする人

打ち合わせで見せてから説明すると時間がかかりそうだったので、事前にメールで営業さんに送って、当日細かい点を話すことにしました。

打ち合わせ当日、営業さんからは「ここまで細かく要望を提示してくれる方は少ないので助かります」と言われました。ちょっと引かれたかなと思いつつも、ちゃんと伝えずに後から二度手間になるのはいやなのでポジティブに受け取りました。

さらにこまかいニュアンスをつたえつつ、いったん間取りと見積もりをつくってもらうことになりました。

隣接する家との距離を十分確保できなさそうなので、まずはリビングの明るさを確保するために2階リビングの間取りで希望を出しました。でも、いろんな間取りを検討したいので、1階リビングの間取りもつくってみたいと伝えて対応してもらうことにしました。

間取りをたくさん見て知識をつけなくては…

間取り、見積もりまでつくるのにそれなりに時間がかかりそうとのことなので、まちかどへーベル(建物見学)に参加してみることに。

あと、要望をまとめていくなかでリアルサイズの雰囲気をつかまないとよくわからないということが多々あったので、建売や見せてもいいよというお宅がないか確認をお願いしました。

その確認や調整にも多少時間がかかりそうということだったので、とにかくたくさんの間取り事例を見たいと伝えたところ、my DESSINというヘーベルハウスの規格住宅にあたる間取りが書かれている本を見せてもらえることに。

このmy DESSINですが、ヘーベルハウスのホームページに記載がある通り、かなりの量の間取りが準備されています。(ホームページには230パターンと記載があります)自由に使える余白スペースのあるBLANKや畳の部屋を取り込んだ間取りがFREX、新大地、そらのまといった商品別にあり、見るだけでもとても参考になります。この中で気に入った間取りがあれば、規格住宅で進めるとコストもおさえられてよかったのですが、わが家はこだわりが強くて、これ!という間取りには出会えませんでした。

ただ、おしい!という間取りはあったので、要望を伝えておまかせでつくる間取りとmy DESSINをベースに修正を加えた間取りをつくってみることにしました。

家は3回建てないと理想の家にならないとよく言われますが、実際にやってみると実感がわきます。ですが、時間は限られているので試行錯誤しながら進めていきます。

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