知識があると家づくりがもっと楽しくなる
注文住宅の醍醐味と言えば間取りづくりですね。
間取りを考えるうえでいろいろと本や雑誌を読みましたが、その中でも参考になった本をご紹介いたします。
家の構造や間取りの配置には実はいろいろな意味や工夫があって、それを理解すると家づくりがより一層楽しくなります。
間取りの基本、収納や配置で参考になる本
住まいの解剖図鑑
住宅の構造や機能について、イメージしやすいイラストを使って解説している書籍です。住宅設計の定石が凝縮されており、まずはこの本を読んでいれば基本がつかめるような書籍です。
片づけの解剖図鑑
解剖図鑑シリーズの第二弾で片づけに焦点を当てて「散らかる原因」と「片づけやすい仕掛け」について解説されています。家具やキッチンの配置など普段意識しないようなかゆいところに手が届くような書籍です。
小さな家の間取り解剖図鑑
家のなかでの行動を整理しながら本当に必要な広さと配置を学ぶことができます。工夫次第でコンパクトで経済的な家づくりができるという気づきを与えてくれる書籍です。
間取りの方程式
設計士が間取りを考える際の順序や定石が解説されています。図面を見る目を養ってくれたり、注意点を解説しながら心地よく暮らす住まいに導いてくれる書籍です。
間取りのお手本
全国4000軒以上の中から51軒の厳選された間取りが紹介されています。住んでいる方のインタビューも掲載されており、実際の使い勝手などを知ることもできます。
成功する収納デザイン
19名の人気建築家が絶対散らからない家の作り方を間取りやイラストを使って教えてくれます。「動線」「部屋ごとの収納計画術」「造作家具」「モノの寸法」という視点で効率的で使いやすい収納について徹底解説しています。
家のデザインや必要な機能について参考になる本
伊礼智の「小さな家」70のレシピ
光の取り込み方や景色の切り取り方が素敵な家が掲載されています。内装や家具も参考になる点が多いです。小さな家で豊かに暮らす考え方や工夫についても解説されています。
伊礼智の住宅設計作法III 心地よさのものさし
性能と意匠の両立について写真や図面、性能表を掲載して8件の住宅を徹底的に解説しています。こんな家に住んでみたいと思わせるような素敵な家が掲載されています。
中村好文 普通の住宅、普通の別荘
普通の中にどこか落ち着く雰囲気のある素敵な家が掲載されています。普遍的でありながらどこかぬくもりのある帰ってきたくなるような家が掲載されています。
荻野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ
間取りからは少し脱線してしまいますが、外構も間取りの一部として考えれば重要な要素とも言えます。通常の進め方では後半に出てくる外構ですが、事前に知っておくことでいろいろな可能性がひろがります。豪華なお庭からコンパクトなお庭まで素敵な外構がたくさん掲載されています。
いかがだったでしょうか。いろいろなところで紹介されている書籍が大半を占めていたかもしれませんが、やはり参考になると思うものは似通ってくるものだと思います。紹介した本から得られた知識が自分に合った家づくりの一助になれば幸いです。
\ よろしければ、シェアしてください! /