前回、ミドルサイズミニバンに決めてステップワゴンを試乗した様子をお届けしましたが、今回はいよいよ最後の候補、トヨタ ノアを試乗してきました!
ステップワゴンとノア、どちらも魅力的なミドルサイズミニバンですが、実際に乗り比べてみないとわからないことがたくさんあります。そして試乗を終えて...ついに方向性が見えてきました!
ノアの試乗レポート
ステップワゴンと比較するため、同じような条件でノアを試乗してきました。試乗車には内外装のオプションがたくさんついていたので、装備のイメージもつかみやすくて参考になりました!
外観とサイズ感
車体の大きさはステップワゴンとほぼ変わらないが、ノアの方がややコンパクトな印象を受けました。
実際のサイズを比較すると、ノアは全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mm、ステップワゴンは全長4,800mm×全幅1,750mm×全高1,840mm。ノアの方が全長で105mm、全幅で20mm小さいんですが、全高はノアの方が55mm高いんですよね。
この差が、視覚的な印象に影響しているのかもしれません。ノアの方が縦に伸びてスラリとした印象、ステップワゴンは低重心で横に広がった印象です。
フロントのデザインは威圧感があって主張が強い。試乗車はエアロ仕様のS-Zグレードだったこともあり、大型メッキグリルがかなり目立ちます。ステップワゴンのシンプルなデザインとは対照的で、「ミニバンらしい力強さ」を前面に出したデザインですね。
参考:ノア・ヴォクシーとステップワゴンを「試乗」で徹底比較! - GAZOO.com
オプションが豊富で迷いそう
試乗車で内外装のオプションがたくさんついていたので参考になりました!
特に気になったのが以下のオプションです。
プロジェクター式LEDヘッドランプは見た目がかっこよくて実用性も高いので、ぜひつけたいと思いました。夜間の視認性が大幅に向上するとのことで、安全面でも重要な装備です。
そして、快適利便パッケージHI。これがかなり充実していて:
- ハンズフリーデュアルパワースライドドア:足の出し入れでドアが開閉
- パワーバックドア:スイッチ操作で自動開閉
- ステアリングヒーター:ハンドルを温める機能
- 快適温熱シート(セカンド):セカンドシートにもヒーター
- オットマン・アームレスト:2WD車ではセカンドシートに追加
- ナノイーX:車内空調の除菌・脱臭
この中で特にハンドルヒーターや車体の横からスイッチ操作で自動開閉できるパワーバックドアはかなり便利なので必ずつけたいと思いました。
冬の朝、冷たいハンドルを握るのは本当につらいですからね。ステップワゴンやフリードにはハンドルヒーターがなかったので、この点はノアの大きなアドバンテージです!
内装の質感とシート
車内に乗り込んでまず感じたのは、シートに座った感触はステップワゴンよりもノアの方がかための印象があるということ。
ステップワゴンは柔らかめで包み込まれるような座り心地でしたが、ノアはしっかりとした硬さがあって、サポート性が高い感じです。好みが分かれるポイントですが、長距離ドライブでは硬めのシートの方が疲れにくいという意見もあります。
運転メーターはハイブリッドメーターとガソリン、水温メーターがアナログでスピードメータやその他の表示がデジタル。ステップワゴンはすべてデジタルメーターで先進的な感じがしたのに対し、ノアはアナログとデジタルの組み合わせ。
アナログメーターに慣れている私としては、ノアの方が違和感なく見れる気がします。ただ、ステップワゴンの大きなデジタルメーターも見やすかったので、一長一短ですね。
ナビはオプションで10.5インチにできて、ステップワゴンの11.4インチには劣るが大きさとしては十分です。画面が大きければいいというものでもないですし、10.5インチあれば地図も見やすいと思います。
エアコン等の操作は基本的にボタンで操作しやすい。タッチパネルだと走行中の操作がしづらいことがありますが、物理ボタンなら手探りでも操作できるので安心です。
シフトと視界の広さ
エレクトロシフトマチックは見た目がすっきりしているし、ステップワゴンのボタンシフトよりも違和感がなく扱える!
ステップワゴンのボタンシフトは最初戸惑いましたが、ノアのエレクトロシフトマチック(小さなレバー式)は従来のシフトレバーに近い感覚で操作できます。慣れるまでの時間を考えると、ノアの方がストレスが少なさそうです。
視界の広さはピラーの箇所がステップワゴンよりノアの方が開けていて見やすい!
両車ともAピラーを2本に分割して死角を減らしていますが、実際に座ってみるとノアの方が斜め前方の視界が開けている印象を受けました。特に右左折時の歩行者確認がしやすいのは安心につながります。
参考:ホンダ・ステップワゴンとトヨタ・ノアを8項目で徹底比較! - クルカ
試乗での走行感覚
実際に運転してみての感想です。
乗り心地は、走り出しはステップワゴンがやや重たい感じでノアの方がスムーズな印象を受けました。発進時のモーターアシストが効いていて、軽快に加速します。
ある程度速度が上がってくるとステップワゴンの方が乗り心地で安定感がある気がしました。高速道路や幹線道路での巡航時は、ステップワゴンの方がどっしりとした安心感があります。
ノアはエンジンがかかるとややうなっている音が響いてくるのが少し気になりました。ハイブリッドシステムの特性上、エンジンの作動頻度が高いのかもしれません。ステップワゴンの方が静粛性では上かな、という印象です。
価格.comの口コミでも、ハイブリッドモデルではバッテリーをこまめに使うため、エンジンが頻繁に作動してやや音が気になるという意見がありました。
路面の凹凸や段差を超えるときはそこまで差は感じないが、ステップワゴンの方がどっしりしていてやや安定していた気がする。これは車重の差(ステップワゴンの方が約50kg重い)も影響しているかもしれません。
乗り心地は細かく差を見つけようとしない限り、正直あまり差はなく、今の車(N-ONE)よりはかなりよくなることは間違いないです(笑)。軽自動車からの乗り換えなので、どちらに乗っても快適性は大幅にアップします!
参考:
ノアは近々受注が可能になるらしい。
試乗を終えて、ディーラーで話を聞いて驚いたのが、ノアは今は新車での購入が近々できるようになるそうです。
でも、もともと中古車を想定しているわが家には特に問題はなく、むしろ、今後中古車市場にさらにノアが出回ってくれて、選択肢が多くなるはありがたいです。
ステップワゴンかノアか...甲乙つけがたい!
ノアを試乗してステップワゴンかノアか絞り込もうとしていたが、甲乙つけがたいので、中古車を見ながら決めていくことにしました!
ここまで試乗してわかったのは、どちらも本当に優れたミニバンだということ。それぞれに良さがあって、簡単には決められません...。
ステップワゴンの魅力
- シンプルで洗練された外装デザイン
- 質感の高い内装(ダッシュボードのソフトパッド、メッキ・ピアノブラック加飾)
- 柔らかめのシート(包み込まれるような座り心地)
- 運転者の快適性が高い(視界、操作性)
- 静粛性と高速域での安定感
- 11.4インチの大型ナビ(オプション)
- 中古車がノアより割安
ノアの魅力
- 視界の広さ(特にAピラー周辺)
- エレクトロシフトマチックの扱いやすさ
- ハンドルヒーター(快適利便パッケージHI)
- ハンズフリーパワースライドドア・横からスイッチ操作できるパワーバックドア
- 発進時のスムーズさ
- かためのシート(長距離でも疲れにくいという意見も)
- 豊富なオプション設定
- 中古車の流通量が多い
決め手は中古車市場にあり
結局、どちらも一長一短で、新車で買うならかなり悩むところです。
でも、我が家は中古車の購入を前提としているので、中古車市場での在庫状況、価格、装備内容を見ながら決めていくことにしました。
具体的には:
- 走行距離2万km以下
- 年式が新しい(2022年以降の現行モデル)
- 希望のオプションがついている
- 価格が予算内(350万円〜400万円程度を想定)
これらの条件で、ステップワゴンとノアの両方を中古車サイトでチェックして、良い物件が見つかった方を選ぶ、という作戦です。
ノアは価格面ではガソリン車で300万円を切る価格で購入が可能で、より価格を抑えたい場合におすすめとのことですし、ステップワゴンは運転者の快適性が高いという評価。どちらを選んでも満足できそうです。
参考:【2024年版】ホンダ ステップワゴンVSトヨタ ノアを徹底比較 - グーネット
まとめ:試乗して本当に良かった!
今回、フリード、ステップワゴン、ノアと3車種を試乗してきましたが、本当に試乗して良かったと思います。
カタログやWebの情報だけではわからない、リアルな使い勝手や質感の違いを体で感じることができました。特に:
- シートの座り心地の違い
- シフトの操作感の違い
- 視界の広さの違い
- 走行時の安定感や静粛性の違い
これらは実際に乗ってみないと絶対にわからないポイントです。
そして、試乗を通じて「ミドルサイズミニバンが我が家に合っている」という確信も持てました。後席の広さ、快適装備の充実、質感の高さ。どれをとっても、コンパクトサイズより満足度が高そうです。
次回は、いよいよ中古車探しを本格的に始めます。ステップワゴンとノア、どちらの中古車が見つかるか、そしてどんな装備がついているか...楽しみです!
同じように車選びで悩んでいる方、ぜひ実際に試乗して、自分の目と体で確かめてみてください。カタログだけでは見えてこない、本当の良さが見つかるはずです!
それでは、次回の中古車探し編もお楽しみに!